モジュールレイアウト 1
ずっと以前、知合いの模型店で「木工メーカーとのコラボだけど使ってみない」と言われたレイアウトボード。
それが実測値w493d259h45ミリ(付属のゴム足をつけて60ミリ)のボードで、KATOユニトラック248ミリ直線2本でちょうどの長さ(ボード端より少し出っ張る)で、高さは橋台と同じだから…ということで線路と共に渡されました。
(1ミリコルクくシートとゴム足4個の付属と売価等未決定でしたが決定後キチッとお払いしましたよ!)
数か月後開催された模型店主催の初運転会も盛り上がりは見せたのですが…
それをベースに運転会用の給電モジュールとして、2台一組になる私鉄風の駅を目指して製作しました。
当日までの完成できずこの状態で参加しましたが、時が経つと運転会も無くなったので未完成のまま他レイアウトにパーツ転用したため、この形のモジュールは手元に残っていません。
左ボード端には踏切があり、子供の頃飽きずに長い時間電車を見ていた場所のイメージです。
市販品を使ったので実景とは程遠いのですが思い出の中で制作を進めていました。
線路に平行する商店街の道、交差点には角店を改造・地形に合わせたサイズにした古い店舗を配置。
看板などは後日張り替えるはずでしたが掛け替える事はありませんでした。
反対側はGMキット3階建てビル組立途中、隣は街コレ(建物コレクション)肉屋で未加工です。
建物コレクションはいろいろな種類の店舗が発売され、新製品が出るたびに買い足してました。
GMキットは店舗やビルに多少手を加えたり色を考えたりで楽しんでいます。
駅に向かってるのに一軒だけ残ってる古びた木造アパート、隣はGMキットの食料品店が続きます。
こちらも街コレのパン屋とGMキットの写真館で、左ボードでは街コレとGMキットが半々でした。
駅前広場目前に解体を待つ住人のいない木造の建物、角店を改造した余りパーツで出来ています。
2台一組の右ボードは加工車両置き場になってしまいました。
駅前広場が半分程度で、商店街に続く風景ですが街コレばかりです。
駅舎はGMキットに多少手を加えています。
改札を出ると正面に喫茶店、昔流行った「私鉄沿線」という歌に影響されていますね。
降りて来る人を見つけるために落ち着く場所が必要です。
街コレ八百屋と医院だったかな?この町では郵便局になっていました。
同じ形で何度か製品化、その都度色や看板が変わり違う業種になっていたりするのでそれをヒントに。
お酒を飲める所があった方が良い火と思い右端に。
屋根の無いホーム先の空き地は、高度成長期に見られた第〇次輸送力増強工事でしょうか。
きっと令和の今は高架複々線の長いホームになっていることでしょう。
私の中の想い出の風景はどこでしょう?
踏切手前角のビルは酒屋で2階はテナント、肉屋・食料品・八百屋は同級生、写真屋はフィルムや現像液など買ったりプリントを頼んだ店、バーははずれにあった子供とは縁が無いところ、そして駅前広場には街頭テレビがありました。
半世紀以上前、前回の東京オリンピックのちょっと前の思い出ですが、このモジュールも完成することなくすべてのパーツを他のレイアウトに転用し現存していません。