さんけいみにちゅあーと

「昭和の駅舎」シリーズで知った「さんけい」というメーカーの製品、ペーパーキットですが風合いも良く街並みに似合うような建造物が多かったこともあり、少しずつ購入して組み立てを楽しんでいます。

硬質の紙をレーザーカットしたパーツで構成され、色の異なる数枚のパーツと窓ガラス用の透明パーツ・印刷表現の瓦屋根という構成で(画像は民家のパーツ)、2枚以上重ねて組み立て完成後は強度もありプラ製品には無い落ち着いた質感が得られますが。
このためにはパーツを正確に合わせ接着し乾燥による反りを出さず平行・直角をキッチリする事が重要なポイントです。(じっくり取り組んで作る楽しみを味わってみたい熟練(熟年?)者向けかも知れません)

実は印刷表現の瓦が気になり、この完成状態がどんな感じかと某博物館にさんけい制作の建物を見に行ったりしましたが、プレスの得意なメーカーに多少でも立体的なプレス瓦が付属になれば・・・と思ったりもします)
キットには室内照明がありませんが、配線を考え屋根の一部を取り外しできるようにしたり、1階天井(=2階床)に穴をあけたり、光漏れ対策等を工夫するのも面白そうです。


民家

入り口横の格子がプラ製品より精密でスッキリした形(撮影時に付着した埃が目立つくらい)で、裏の縁側や窓桟の表現も見事です。


そば屋

組立中にLEDを仕込んで夜景を楽しめるようにしましたが、照明切れの対応ができていません。
トラブルはその時考えるとして、いい感じの夕景を楽しみましょう。

法律相談所

照明用のダクトを作ってみましたが効果の程は?
法律相談所は私にはあまりなじみが無いので、正面左右の柱の粗さを埋める加工をし他の用途の建物にしようかと・・・

小さな神社

特徴的なパーツを組上げ、石畳の参道に並べてみると本当に小さいですが効果的なアクセサリーになりそうです。

商店B

肝心な商品棚や商品類も設置したいのですが、そこは何屋にするか決めてから細部工作に入ろうと思います。
(照明設備が未定で屋根は仮置)

長屋B

屋根は接着していませんがオコレLEDで照明を点けました。
2階床を開口した右側は一つのLEDで1・2階ほとんどに光が回り家族が揃った時間を演出。
(開口部を裏口に寄せ玄関側より明るくすることで更に生活感UP)
左は未設置ですが、2階床開口をしていないので1階だけ点灯し「家族は揃っていないが夕食の支度中」といった風景を表現できそうです。

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